2023.5.31 古里レポート ~ 影絵 (2023年4月)

昭和48年卒 竹原 弘

 

雨模様の4月29日、午後1時、旧石田家2階を訪れました。

前日松村さんに連絡できて“影絵公開”の情報を頂きました。

 

 

さて影絵ですが、

佐々木先生(ロング先生)が始められた影絵部隊は”新ばせん座“として再結成され、公開の日の目を見ることとなりました。

これまで、部材は旧福六の隅っこに置かれたり、旧安田小学校に移転したりの紆余曲折があり、再び旧石田家に戻ってきました。

現在人形操作は4人、佐々木先生時代に影絵クラブで活動していた中川さん以下4人の方たちです。

機材は佐々木先生時代に使っていたものそのものです。

 

         

会場は15~16人入ればいっぱいになるところです。

 

 

さて、時間となり、オー・ヘンリー作“最後の一葉”の上演開始です。

 

 

病気の少女が窓越しの壁に見える蔦の葉の最後の一葉が落ちると自分の命も尽きると思い込んでいたのを、同じ病院に入院している画学生がペンキで書き加えて残すという、お話です。

なんとナレーション(BGM込み)も佐々木先生の録音そのものです。

正味30分程度で、皆さんもご存じのお話です。シーンの切り替えや背景の色合いの変化など、大変な苦労もあることは想像に難くありません。

 

今後は毎週土曜日午前9時からお昼まで上演される予定です。

運営は募金だけが頼りで、“たる募金”が用意されていますので、皆さんも是非ご協力お願いします。

 

会場は消防法上の設備問題で現時点では正式に上演することができず、いわば“練習を見てもらう”というスタンスです。マスコミ等に広く公開することはできないそうです(松村さん談)。

お時間のある方は1階のカフェも当日開店しており、ゆっくりくつろぐこともできるようになりました。

 

2023年5月31日 記

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