2022.12.6 日彰館高等学校 生徒達の修学旅行~歓迎の挨拶

支部長(昭和40年卒) 杭 迫 重 臣

 日彰館高等学校の生徒達一行が、2022(令和4)年12月5日から3泊4日の予定で、東京見学をされました。分刻みのスケジュールの中、6日ホテルの朝食会場にて数分の時間をいただき、東京馬洗会を代表して歓迎の挨拶に伺いました。

 


 一行は生徒52名、引率教員5名、看護師1名、添乗員2名。総勢60名の皆さんでした。この間、日彰館高校の修学旅行は台湾の姉妹校との往来が続いておりました。が、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響による厳しい渡航の制限等から旅行先を変更されました。

 挨拶は自己紹介、東京馬洗会の紹介で始まりましたが、生徒達は真剣かつ真面目な眼差しで耳を傾けてくれました。挨拶の途中では、約半月前にNHKBSプレミアムでJR吉舎駅や街並み、高校周辺が放映された「こころ旅」の話をしましたら、皆さんキョトンとされた顔つき。考えて見たらその日は平日で、生徒達は登校の途上ですので、TVを観ている余裕などは有りません。

 そして、「卒業後、進学や就職やその他の縁で関東域内での生活を始めることになりましたら、是非!東京馬洗会の会員登録をお願いします。微力ですが、何かのお役に立てればと思います」としながら、一方では「広島県北は過疎化・少子化が進んでおり、皆さんのような若い力を必要としています」と、相反する内容の挨拶となってしまいました。

 後日、引率の先生にお問い合わせをした所、「生徒達は気持ちをしっかり受け止めていると思います」とのことで、ひと安心をしました。

 最後、生徒代表から御礼の言葉をいただきました。その際、私自身、約60年前の故郷の光景や高校生活を思い起こし、万感の思いが込みあげた次第でございます。

●日彰館高等学校 ホームページ


2023年1月11日 記

 

2023年01月15日